転職方法−年収アップのコツ

転職理由を考える【思考編】

転職理由=“転職活動を始めたきっかけ”です。
もっと直接的な言い方をすると、
「どうして転職しようと思ったのですか?」
という質問に対する回答です。
今の仕事が自分の要求にマッチしていないから転職したいのです。
このページで紹介したネガティブな要素があるからです。

 

 

 

 

そして、応募者の志望度を尋ねると同時に
長く働いてくれるかどうかを確認する方法でもあります。
なぜなら、求人募集というのは多額の費用と時間がかかるため、
転職者にすぐに辞められると困ります。
企業側も求人募集に相当エネルギー(資本)を費やします。

 

 

具体的な項目としては、

(T_T)企業側の負担

1.エージェントに高い掲載費用を払う
2.現場責任者・役員・社長の貴重な時間をもらうことになる
3.多数の応募者の中から書類選考、面接を複数回行う

 

そして中途採用の場合、即戦力が求められるのが大前提ですが、
応募者が実際に活躍するのは早くても数か月先です。
そのため、実質入社して3カ月〜半年間は、
会社にとって利益になる要素はほとんどないです。
その間も当然、給与・年金・その他諸費用は会社側が支払います。

 

 

 

おそらくこれだけで○百万という費用が発生しており、
営業活動でこの利益を稼ぐのは大変です。
そのため、応募者にすぐに辞められちゃうと困るのです。
企業が転職理由を気にするのは、こうした理由があるからです。

 

 

企業にとって求人募集は、とても体力がいります。
逆にそこまでして(その費用を支払ってでも)優秀な人材を獲得したい
という表れでもあります。

 

 

 

専門家の意見によると
退職者が一人出ると“退職者の年収の50%以上の損失が出る”
と言われています。
これは企業にとって、とてつもない痛手です。

 

 
上司の年収を800万円。人事担当者の年収を500万円
年間営業日を240日と仮定。
参照元:北崎 茂 [プライスウォーターハウスクーパース]

 

 

 

こうした背景があるため、書類や面接の場で語る転職理由は、
企業が納得する内容である必要があります。
(すぐに辞めないことを証明できる内容とも言えます)

 

転職理由として通用する要素

@実害を受けた場合
Aやりたい仕事が出来ない場合
B正社員として働きたい場合

これらが一般的に言って、転職理由として企業が納得する3要素です。
そして、具体的にはこれらの事情が当てはまります。

 

 

@実害を受けた場合

 

このまま会社にいると、実害が出てしまう。
そのため転職しようと思ったというストーリーです。

 

以下例として、
・不当な扱いをうけ降格した
・労働時間が長すぎて体調を崩した
・先輩や上司のパワハラがきつくて通院することになった
・給与が安すぎて生活が出来ない

 

 

Aやりたい仕事が出来ない

 

「キャリアアップのため」の方が分かりやすいと思います。
ただし、企業側からするとキャリアアップと言う言葉は、
踏み台にしてまた転職するという意味で受け取られます。

 

 

企業の目的は、あくまで長く働いてくれる人を募集することです。
キャリアアップという言葉はNGワードです。
そのため、別の言い方をする必要があります。

 

 

例えば、
○○をしたいと思って入社したが、XXXの原因で出来ない。
ただし、御社なら出来る環境があるので転職しようと思った。
こういうニュアンスで伝えると良いです。
心の中では「キャリアアップしたい」「スキルを身につけたい」
と思っても、実際に口に出してはダメです。

 

 

 

B正社員として働きたい

 

以前はバイト・派遣などで働いており、
今後は安定した職で働きたいというストーリーです。
私は、派遣という職種を経験したことがありません。

 

 

ただし、契約期間以降は職が無くなるのは、
非常にリスキーな働き方だと感じました。
契約期間が決まっていると言う事は、
企業にとっては都合の良い働き手だと言えます。
なぜなら、いつでもクビ(契約を更新しない)に出来るからです。

 

 

 

「自分の転職理由がどの属性に当てはまるのか?」
をまずは考えます。
そして、面接官を不安にさせない理由に作り変えて、
面接の場で伝えるようにするのが成功するコツです。

 

 

決して「キャリアアップしたいから」
という本音を言わないように、気をつけましょう。

 

 

 

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